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歯周病予防に役立つ食べ物とは?歯ぐきの健康を守る食べ物を紹介!

こんにちは。京都府京都市左京区にある医療法人社団 京都下鴨ライフ歯科・矯正歯科・小児歯科です。

ピザやドーナツが周りにあるハテナマークののったお皿

歯周病は、歯を支える歯ぐきや骨に炎症が起こる病気です。初期には自覚症状が少なく、気付かないうちに進行することも珍しくありません。

歯周病対策というと歯磨きを思い浮かべる方が多いものの、毎日の食生活も口腔内の環境に深く関わっています。栄養バランスが整った食事は歯ぐきの健康維持を支え、反対に糖分の多い食事や偏った食生活は口腔内の細菌が増えやすい環境につながる場合があります。

この記事では、歯周病の予防や改善をサポートする食べ物、歯周病のリスクを高める可能性のある食べ物について解説します。

歯周病とは

歯周病のメカニズムを示した模型

歯周病は、歯と歯ぐきの境目にたまった歯垢(プラーク)の中にいる細菌が原因で、歯ぐきに炎症が起こる病気です。

初期の歯肉炎の段階では、歯磨きをすると血が出たり、歯ぐきが赤く腫れたりすることがあります。この時期であれば、毎日の歯磨きを見直し、歯科医院で歯石や歯垢を取り除くことで健康な状態に戻すことが可能です。

炎症が進むと、歯を支えている骨(歯槽骨)にも影響が及び、歯周炎と呼ばれる状態になります。歯ぐきが下がる、口臭が気になる、歯がぐらつくといった症状が現れ、進行すると歯を支えられなくなり、最終的に歯を失うこともあります。

歯周病の主な原因は歯垢の中の細菌ですが、それだけではありません。歯磨きが十分にできていないことに加え、喫煙や糖尿病、食生活の偏りなど、さまざまな要因が重なることで発症や進行につながることがあります。

そのため、毎日のセルフケアをしっかり行うだけでなく、食生活を含めた生活習慣を整えることも大切です。

歯周病の予防や改善をサポートする食べ物

肉や魚や果物

歯周病を予防・改善するためには、バランスの取れた食事を心がけることが大切です。ここでは、歯周病の予防や改善をサポートする食べ物をご紹介します。

ビタミンCを含む食べ物

ビタミンCは、歯ぐきをつくるコラーゲンの生成に欠かせません。歯ぐきを健康な状態に保つためにも必要で、不足すると歯ぐきから出血しやすくなることがあります。

ビタミンCは、ブロッコリーやパプリカ、キャベツなどの野菜のほか、キウイフルーツやいちご、みかんなどの果物に多く含まれています。野菜や果物を毎日の食事に取り入れることで、自然にビタミンCを補えます。

ビタミンCは体内に長く蓄えられないため、一度にまとめて摂るよりも、毎日の食事で少しずつ取り入れることを意識しましょう。

たんぱく質を多く含む食べ物

たんぱく質は、筋肉だけでなく、歯ぐきや粘膜など全身のさまざまな組織をつくるために必要な栄養素です。健康な歯ぐきを保つためにも欠かせないため、毎日の食事で不足しないよう意識することが大切です。

たんぱく質は、鶏肉や牛肉、豚肉などの肉類をはじめ、魚や卵、大豆製品、牛乳、ヨーグルトなどに多く含まれています。特定の食品に偏るのではなく、さまざまな食品を組み合わせることで、たんぱく質だけでなく、ほかの栄養素も一緒に摂ることができます。

毎食、主菜となる肉や魚、卵、大豆製品などを取り入れることで、無理なくたんぱく質を補いやすくなります。

カルシウムを含む食べ物

カルシウムは、歯や骨をつくるために必要なミネラルです。歯周病は細菌によって起こる病気のため、カルシウムを摂るだけで改善するわけではありません。

しかし、歯を支える骨の健康を保つためには、毎日の食事で十分に補うことが大切です。

カルシウムは、牛乳やヨーグルト、チーズなどの乳製品のほか、小魚や木綿豆腐、小松菜などにも含まれています。さまざまな食品を組み合わせることで、無理なくカルシウムを取り入れることができます。

また、ビタミンDにはカルシウムの吸収を助ける働きがあります。鮭やいわしなどの魚類、きのこ類も献立に取り入れると、必要な栄養素を無理なく補えます。

食物繊維を多く含む食べ物

食物繊維は、ごぼうやれんこん、にんじん、キャベツなどの野菜のほか、海藻類やきのこ類に多く含まれています。こうした食品は噛み応えがあるものが多く、自然と噛む回数が増えます。

よく噛んで食べると唾液が出やすくなります。唾液には食べかすや細菌を洗い流し、口の中を清潔に保つ役割があるため、毎日の食事でしっかり噛む習慣を身につけることは、歯ぐきの健康を保つうえでも大切です。

食物繊維を含む食品は、栄養バランスを整えるうえでも役立ちます。野菜やきのこ類などを毎日の食事に取り入れながら、よく噛んで食べることを意識しましょう。

歯周病のリスクを高める可能性のある食べ物

ドーナツやケーキを食べる人

歯周病は食べ物だけが原因で起こる病気ではありません。

しかし、食事の内容や食べる頻度によっては、口の中の細菌が増えやすい環境になることがあります。ここでは、歯周病のリスクを高める可能性がある食べ物や飲み物について解説します。

糖分が多い食品や飲み物

砂糖を多く含む食品や飲み物を頻繁に口にすると、歯垢(プラーク)の中にいる細菌が糖を利用して活動しやすくなります。その結果、歯周病の原因となる細菌が増えやすくなるのです。

糖分を多く含むものには、清涼飲料水やスポーツドリンク、菓子パン、ケーキ、チョコレート、アイスクリームなどがあります。

甘いものを食べること自体が問題ではありません。だらだら食べ続けたり、間食の回数が多かったりすると、口の中に糖がある時間が長くなります。食べる時間を決め、食後は歯磨きやうがいを行う習慣を心がけましょう。

粘着性の高いお菓子

キャラメルやソフトキャンディ、グミなどは歯に付きやすく、食べたあとも口の中に残りやすいお菓子です。歯の表面に糖分が長く残ると、歯垢(プラーク)の中にいる細菌が糖を利用しやすくなり、歯垢が付きやすくなります。

このようなお菓子を食べたときは、できるだけ早めに歯を磨きましょう。すぐに歯磨きができない場合は、水やお茶で口をすすぐだけでも口の中をさっぱりさせることができます。また、歯と歯の間には汚れが残りやすいため、毎日のケアにデンタルフロスを取り入れることも大切です。

硬すぎる食べ物

せんべいや硬いナッツ類、氷などの非常に硬い食べ物は、歯や歯ぐきに強い力が加わります。健康な歯であれば大きな問題にならないことが多いものの、歯周病が進行して歯を支える組織が弱くなっている場合は、歯に負担がかかることがあります。

また、歯がぐらついている状態で無理に硬いものを噛むと、違和感や痛みが出ることもあります。気になる症状があるときは無理をせず、食べやすい大きさに切るなど工夫するとよいでしょう。

食生活の乱れ以外で歯周病を引き起こす原因

ストレスで頭を抱えて座り込む女性

歯周病の原因は食生活の乱れだけではありません。ここでは、そのほかの主な原因について解説します。

喫煙

たばこは、歯周病との関わりが深いことがわかっています。喫煙を続けると歯ぐきの血流が悪くなり、炎症が起きていても出血や腫れが目立たなくなる場合があります。そのため、自覚症状が少ないまま歯周病が進行することも少なくありません。

さらに、喫煙している人は歯周病の治療後も歯ぐきが回復しにくく、治療の効果が十分に得られないことがあります。

歯周病の予防や治療では、毎日のセルフケアや歯科医院での定期的な管理に加え、禁煙も大切なポイントです。

ストレス

ストレスが続くと、歯磨きがおろそかになったり、食生活や睡眠のリズムが乱れたりすることがあります。ストレスだけで歯周病になるわけではありません。

しかし、歯磨きが不十分になると歯垢(プラーク)がたまりやすくなり、歯周病が進行する原因になります。また、強いストレスが続くと体の抵抗力が低下し、歯ぐきの炎症が治まりにくくなることもあります。

毎日の生活では、十分な睡眠をとり、適度に体を動かして気分転換をすることも大切です。規則正しい生活を心がけることは、歯ぐきの健康を保つうえでも役立ちます。

歯ぎしりや食いしばり

歯ぎしりや食いしばりは、歯や歯を支える組織に強い力が繰り返しかかる習慣です。歯周病の直接の原因ではありませんが、歯周病が進行している場合は、歯を支える組織にさらに負担がかかり、歯のぐらつきや痛みが出やすくなることがあります。

朝起きたときにあごが疲れている、歯がすり減っていると指摘されたことがある場合は、歯ぎしりや食いしばりをしている可能性があります。

気になる症状があるときは、歯科医院で噛み合わせを確認してもらいましょう。必要に応じて、専用のマウスピースを作製し、就寝時に装着することで歯や歯ぐきへの負担を減らすことができます。

不適切な歯磨き

歯周病の主な原因は、歯と歯ぐきの境目にたまる歯垢(プラーク)です。毎日歯を磨いていても、磨き方が不十分だと歯垢が残り、歯周病の原因となる細菌が増えやすくなります。

特に、歯と歯ぐきの境目や歯と歯の間は歯ブラシが届きにくく、磨き残しが起こりやすい場所です。汚れが残った状態が続くと、歯ぐきに炎症が起こり、歯周病の発症や進行につながることがあります。

歯ブラシだけでは汚れを落としきれない部分もあるため、デンタルフロスや歯間ブラシを併用することが大切です。

全身の病気

歯周病は口の中だけの病気ではなく、全身の健康とも深く関わっています。なかでも糖尿病は歯周病との関係がよく知られており、血糖値が高い状態が続くと歯ぐきの炎症が悪化しやすくなります。

一方で、歯周病の治療によって歯ぐきの炎症が改善すると、血糖コントロールの改善が期待できる場合があることも報告されています。

糖尿病などの持病がある方は、内科での治療を続けるとともに、歯科でも定期的な検診を受け、歯ぐきの状態を確認してもらいましょう。

まとめ

食事に気を付けて健康な口内環境を維持している笑顔の女性

歯周病は、歯垢(プラーク)の中にいる細菌が原因で起こる病気ですが、毎日の食生活や生活習慣も歯ぐきの健康に深く関わっています。ビタミンCやたんぱく質、カルシウム、食物繊維を含む食品をバランスよく取り入れることは、健康な歯ぐきを保つために役立ちます。

一方で、糖分の多い食品や飲み物を頻繁に口にしたり、歯に付きやすいお菓子をだらだら食べたりする習慣は、歯垢がたまりやすくなる原因の一つです。

また、喫煙やストレス、歯ぎしり・食いしばり、不十分な歯磨き、糖尿病などの全身の病気も、歯周病の発症や進行に関わることがあります。歯周病を予防するためには、毎日の歯磨きやデンタルフロスなどによるセルフケアに加え、規則正しい食生活を心がけることが大切です。

歯周病の症状にお悩みの方は、京都府京都市左京区にある医療法人社団 京都下鴨ライフ歯科・矯正歯科・小児歯科にご相談ください。

当院では、一人ひとりのライフステージに沿った歯科医療を提供できるよう努めています。小児・成人矯正や予防歯科、虫歯・歯周病治療、ホワイトニングなどさまざまな診療に力を入れています。

ホームページはこちらWEB予約LINE予約相談もお待ちしております。

奥村 亮司

山下 雅代 院長

■この記事の監修者

山下 雅代 院長

経歴
  • 2008年 公立大学法人 九州歯科大学 卒業
  • 同年 久留米大学病院 歯科口腔医療センター 勤務
  • 2022年 医療法人社団 宝塚ライフ歯科・矯正歯科 勤務
  • 2023年 医療法人社団 京都下鴨ライフ歯科・矯正歯科・小児歯科 勤務
  • 同年 医療法人社団 京都下鴨ライフ歯科・矯正歯科・小児歯科 院長
修了研修・学会等
  • 日本口腔外科学会(認定医)
  • 日本顎咬合学会
  • インビザライン認定医
  • 日本口腔インプラント学会
  • 日本臨床歯周病学会

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