子どもの歯ぐきが赤いのは歯周病?その種類や予防方法を解説 | 京都下鴨ライフ歯科・矯正歯科・小児歯科 - バス停「洛北高校前」すぐの歯科医院
  • ご予約・お問い合わせ:075-791-3681(平日・土曜・祝日 /9:00-18:00、日曜休診)
  • ご相談・お問い合わせ
  • 24時間受付:かんたんWEB予約
  • 24時間受付:かんたんLINE予約・相談
京都市左京区の歯医者|京都下鴨ライフ歯科・矯正歯科・小児歯科

blog & column

子どもの歯ぐきが赤いのは歯周病?その種類や予防方法を解説

こんにちは。京都府京都市左京区にある医療法人社団 京都下鴨ライフ歯科・矯正歯科・小児歯科です。

子どもの歯周病のイメージ

お子さんの歯ぐきが赤く腫れているのを見て「もしかして歯周病?」と不安になったことはありませんか。歯周病といえば大人がなる病気と思われがちですが、実は子どもも、歯周病の前段階である歯肉炎になる可能性があります。

こうしたトラブルを放置すると将来的なお口の健康に影響を与えることもあるため、早いうちから正しい知識を身につけておきましょう。

この記事では、子どもの歯ぐきに起こるトラブルの種類やサイン、放置するリスク、予防のポイントについて解説します。

子どもでも歯周病になる?

子どもでも歯周病になるのかを考えている人

歯周病と聞くと、大人や高齢の方が罹る病気と思われがちですが、実は子どもでも歯周病になることがあります。

ただし、子どもの場合は、歯ぐきだけに炎症が起きている歯肉炎の段階であることがほとんどです。歯肉炎は早めの対処で改善しやすいですが、放置すると歯を支える骨まで炎症が広がることもあります。

子どもがかかる歯周病の種類

子どもがかかる歯周病の種類の1つである歯肉炎

子どもの歯周病には、大人とは異なる特徴や原因があります。以下に、子どもにみられる代表的な歯周病の種類を解説します。

不潔性歯肉炎

乳児期から学童期の子どもに多いのが、不潔性歯肉炎です。名前のとおり歯に汚れが付着し、そこから炎症を起こして歯ぐきが赤くなったり腫れたりします。歯磨きが不十分であったり、歯ブラシが合っていなかったりすることが原因で起こりやすくなります。

子どもの歯肉炎のなかで最も多いタイプですが、丁寧に歯を磨くことで改善されるケースも少なくありません。

若年性歯周炎

若年性歯周炎は、10代後半から20代前半の若い世代にみられる進行の早い歯周炎です。通常の歯周病とは異なり、プラークが少ない状態でも急速に歯周組織の破壊が進むことが特徴です。

わずかな刺激でも歯ぐきから出血し、腫れにより歯がぐらついたり、歯根部が露出したりすることもあります。発症年齢が若いにもかかわらず進行が早く、歯を失うリスクもあるため、早期の発見と治療が欠かせません。

思春期性歯肉炎

思春期性歯肉炎は、思春期のホルモンバランスの変化によって引き起こされる歯肉炎です。主に10~15歳ごろにみられ、男子よりも女子にやや多い傾向があります。この時期は成長途中であるため、歯肉が不安定になりやすく、炎症が慢性化することもあります。

主な症状に歯ぐきの赤みや腫れ、出血、口臭などがあります。放置すると膿が出ることもあるため、早めの対応が大切です。

萌出性歯肉炎

萌出性歯肉炎とは、6歳臼歯や12歳臼歯などの永久歯が生えてくるときに、その周りの歯ぐきに炎症が起きることを指します。生えかけの歯は一部が歯ぐきに覆われていて歯ブラシが届きにくく、汚れもたまりやすいため炎症が起こりやすい状態になっています。

痛みや出血をともなうこともありますが、多くの場合歯が生えそろえば自然に治まるでしょう。

子どもの歯周病を放置するとどうなる?

子どもの歯周病を放置するとどうなるのか不安になっている人

「子どもの歯周病は大人よりも軽いから大丈夫」と考える方もいますが、歯肉炎を放置すると症状が悪化する可能性があります。ここでは、子どもの歯周病を放置することで起こる主なリスクを解説します。

歯を支える組織に炎症が広がる

歯肉炎をそのままにしておくと、症状が悪化して歯周炎に進行することがあります。歯周炎とは、歯ぐきだけでなく歯を支える顎の骨(歯槽骨)にまで炎症が及ぶ状態のことです。

子どもの歯周炎が進行すると、歯のぐらつきや噛む力の低下なども引き起こす可能性があります。一度骨が失われると自然な回復は難しいため、早めに治療を行うことが大切です。

歯並びに影響することがある

歯周病によって歯ぐきやその下の骨が弱ると、歯が正しい位置に支えられなくなり、傾いたり前に出たりすることがあります。乳歯から永久歯へ生え替わる時期は、歯や骨の位置が変わりやすく、炎症の影響を受けやすくなるのです。

その結果、歯並びが乱れて成長後に矯正治療が必要になることもあります。治療による負担を避けるためにも、日頃から歯ぐきの健康を守ることが大切です。

口臭が強くなることがある

歯ぐきの炎症を放置すると、細菌が増えて独特のにおいを発することがあります。子供は自分で気づきにくいため、保護者が早めに気づいてあげることが大切です。

口臭にはさまざまな原因が考えられますが、歯ぐきの炎症やプラークの蓄積が代表的な要因の一つです。歯磨きが不十分な場合や、歯ぐきの深い部分に汚れがたまっていると、においが強くなることもあります。

子どもの歯周病を予防するためには

子どもの歯周病を予防するための歯磨き

子どもの歯周病を防ぐためには、保護者の理解と協力が欠かせません。ここでは、お子さんの歯周病を予防する方法について詳しく解説します。

正しい歯磨きの習慣を身につける

子どもが自分で歯を磨くときは、歯ブラシを歯と歯ぐきの境目に当て、やさしく小刻みに動かすよう教えてください。ゴシゴシと強く磨くと歯ぐきを傷つけるため、力を入れすぎないように注意しましょう。

特に、乳歯の奥歯や生えかけの歯は汚れが残りやすいため、丁寧に磨くことが大切です。小さいうちから歯磨きを毎日の習慣にすることが、歯周病の予防につながります。

保護者が仕上げ磨きをする

小さな子どもが自分ひとりで歯をきれいに磨くのは難しいため、保護者による仕上げ磨きが欠かせません。少なくとも小学校低学年ごろまでは、保護者が仕上げ磨きを行うとよいでしょう。

また、歯と歯の間の汚れは歯ブラシだけでは落としにくいため、デンタルフロスを使って汚れを取り除くことも大切です。最初のうちは嫌がる子もいますが、毎日の習慣にすることで徐々に慣れてくるでしょう。

定期的に歯科検診を受ける

子どもの歯ぐきの健康を守るためには、ご家庭でのケアだけでなく歯科医院でのチェックも大切です。特に子どもは歯周病の自覚症状が出にくいため、歯ぐきの状態や磨き残しのチェック、プロによるクリーニングを受けることで、トラブルを防ぎやすくなります。

3〜6か月に1回を目安に受診すれば、歯周病だけでなくお口全体の健康を守ることにもつながります。

食生活を見直す

栄養バランスの偏った食事をとっていると、歯ぐきの炎症を起こしやすくなります。特に、ビタミンCは歯ぐきの健康に、カルシウムやビタミンDは骨の健康に関わる栄養素です。

成長期に必要な栄養を摂取できるよう、家庭での食事を見直すことが大切です。また、甘い飲み物やお菓子を頻繁に与えると、虫歯や歯ぐきのトラブルにつながりやすくなるため、時間と量を決めて与えるようにしましょう。

生活習慣を整える

睡眠不足が続くと免疫力が低下し、体全体の抵抗力が落ちやすくなります。その結果、歯ぐきが炎症を起こしやすくなったり、症状が長引いたりすることもあります。

また、生活のリズムが乱れていると、自律神経のバランスも崩れやすくなります。子どもにとって、十分な睡眠と安定した生活リズムは健康を保つうえで欠かせません。歯ぐきの健康を守るためにも、日頃から意識して生活習慣を整えるようにしましょう。

まとめ

子どもの歯周病のイメージ

子どもの歯周病は、大人のように歯ぐきが腫れて出血することもあれば、違った症状として現れることもあります。子どもの歯ぐきの炎症は、放置すると大人の歯周病と同じように歯を失う原因となることもあります。

子どもの歯周病を予防するためには、正しい歯磨きの習慣だけでなく、食生活や生活習慣の見直し、定期検診の受診が欠かせません。早いうちから予防に努めることで、将来の健康な歯と歯ぐきを守ることにつながります。

子どもの歯周病は、予防と早期発見が大切です。毎日の生活の中で丁寧な口腔ケアを意識し、健康な歯と歯ぐきを守っていきましょう。

お子さまの歯茎の健康を守りたい方は、京都府京都市左京区にある医療法人社団 京都下鴨ライフ歯科・矯正歯科・小児歯科にご相談ください。

当院では、一人ひとりのライフステージに沿った歯科医療を提供できるよう努めています。小児・成人矯正や予防歯科、虫歯・歯周病治療、ホワイトニングなどさまざまな診療に力を入れています。

ホームページはこちらWEB予約LINE予約相談もお待ちしております。

奥村 亮司

山下 雅代 院長

■この記事の監修者

山下 雅代 院長

経歴
  • 2008年 公立大学法人 九州歯科大学 卒業
  • 同年 久留米大学病院 歯科口腔医療センター 勤務
  • 2022年 医療法人社団 宝塚ライフ歯科・矯正歯科 勤務
  • 2023年 医療法人社団 京都下鴨ライフ歯科・矯正歯科・小児歯科 勤務
  • 同年 医療法人社団 京都下鴨ライフ歯科・矯正歯科・小児歯科 院長
修了研修・学会等
  • 日本口腔外科学会(認定医)
  • 日本顎咬合学会
  • インビザライン認定医
  • 日本口腔インプラント学会
  • 日本臨床歯周病学会

▶︎ 医師紹介ページを見る